時々、何もしていないのに、腹のあたりというか、背中が痛いなぁなんてことありません?
位置的に肝臓のあたりがズキズキと痛む、鈍痛というか、騒ぐほどではないが、違和感があるってことありませんか?
それ、単なる筋肉痛とか腰痛、腹痛じゃなくて、病気かもしれませんよ。
そのあたりが痛む病気って結構あるんですよ。
今回は、肝臓のあたりがズキズキする痛みに関係する病気をご紹介いたします!
肝臓のあたりが痛む原因
肝臓のあたりっていうと背中の右上腹や右肋骨の下あたりがズキズキする場合は以下の症状が考えられます。
・筋肉痛
・便秘
・肝臓、胆のう、腎臓、大腸、盲腸の疾患
肝臓のあたりだと肝臓以外に、胆のうや腎臓、大腸、盲腸の疾患が考えらえますので、一概に肝臓の痛みだとは断定できないです。
鈍い痛みなので、そのうち治るだろうという感覚におちいりますが、長期間経過しても鈍痛が続いているようであれば、速やかに医療機関の受診をおすすめします。
肝臓のあたりが痛む時に予想される症状
右わき腹あたりだと帯状疱疹(たいじょうほうしん)の可能性が考えられます。
こどもの時に水ぼうそうにかかった方がいると思いますが、その水ぼうそうのウイルスって完全に死滅せず、神経に潜伏しているんですね。
それで大人になって免疫力が落ちたときに活動を再開し、帯状疱疹が発症するという流れですね。
発疹や痛みは片側に現れることが多く、腹部、胸部、背中、顔にほぼ現れます。
脇腹なんかだと普段見ないので、痛みだけ感じで発疹に気づかないパターンがありますので、痛みを感じたら確認しましょう。
帯状疱疹は、治療が遅れると帯状疱疹後神経痛という後遺症が残りますので甘く見ないほうがいいですよ。
次に胆石症です。
胆道に結石ができる病気ですね。
胆道は肝臓で作られた胆汁を胆のうに送る道です。そこに結石ができてせき止めてしまうことで痛みが発症します。
胆石ができる原因は状況によりますが、おおむね脂質が多い食事をとっている、既に糖尿病の人は、結石ができることが多いといわれていて、ストレスや不規則な生活が原因の場合もあります。
胆石症は鈍痛というよりすごく痛いので、痛すぎて病院にすらいけないこともありますが、落ち着いたらすぐに病院へいって、腹部の超音波検査をしてもらい医師の診断を仰ぎましょう(というか結石ができたら、おそらく手術になると思いますが)
続いて、これは右わき腹の痛みとの関連は若干薄いかもしれませんが、尿路結石ですね。
尿路に結石ができる病気です。これはおしっこをしたときに激痛が走る、あれです。
尿路は、腎杯(じんぱい)、腎盂(じんう)、尿管(にょうかん)、膀胱(ぼうこう)、尿道(にょうどう)とわけられるわけですが、今回の右わき腹という観点からですと腎杯や腎盂に結石ができた場合、右わき腹に鈍い痛みが生じる可能性があります。
ただ尿路結石の場合、結石自体が小さいと水分を多くとることで、自然治癒する場合もありますが、頻繁に発生する病気でもあるので、普段の食生活の見直しをしましょう。
まだまだ続きますよー。
次に腹膜炎ですね。
腹膜は肝臓や胃や腸といった内臓の表面おおっている膜のことです。
この腹膜が細菌感染など刺激を与えられることによって炎症を起こす病気が腹膜炎といいます。
腹膜炎の原因ですが、虫垂炎が原因とされる場合が最も多いですね。虫垂は右わき腹や右腹部あたりの痛みが特徴で、吐き気や熱を伴う場合もありますので、こちらもすぐに医療機関を受診しましょう。
続いて、一番怖い病気ですね。がんです。
今回のケースにあてはめると大腸がん、肝臓がん、腎臓がんがそれにあたります。
肝臓がんの場合、肝臓自体があまり痛みを発信しないので、発見した時点で、末期というパターンが多いですね。沈黙の臓器といわれるゆえんです。
特徴としては右わき腹の痛みとともに、背中にも痛みが生じます。
これで最後です。
過敏性腸症候群ですね。
腸内環境がくずれ、痛んだり、下痢を伴う病気です。
原因はストレスと関連性がありますが、どちらかというとメンタルの部分がかなりを占めますから、まずはストレスを取り除くための努力をし、並行して腸内環境を整えていったほうが回復まで早いかもしれませんね。
肝臓のあたりが痛む時に病院は何科にいったらよい?
症状によりますが、まずは内科を受診しましょう。
その結果によて、泌尿器科、外科などで治療が必要な場合、紹介してくれはずです。
総合病院の場合は、院内なのですぐに別の科で受診なんてこともできますから、お近くに総合病院があるようでしたら、総合病院に行ってください。
肝臓に良くないとされる食材
まずは乳製品ですかね。
牛乳に含まれるたんぱく質が少量であれば肝臓に良いのですが、チーズ、バター、ヨーグルトなどは脂肪分も多いので、その栄養素を処理するために肝臓に負担がかかってしまいます。とるなとは言いませんが、ほどほどにですね。
脂肪分が多い食事です。
いわゆる揚げ物といわれるものですね。
唐揚げ、てんぷら、スナック菓子、フライ類。。。要は油で揚げてる食べ物全般です。
うまいものは体に悪いなんて言いますが、本当にそうですね。
ただこういう油もんですが、肝臓にとって非常に有害な過酸化脂質、トランス脂肪酸が多く含まれているんですね。
肝臓に負担をかけるどころから、とりすぎると肝臓に脂肪までつけちゃうので摂りすぎに注意しましょう。
最近よく筋トレしている人もいると思いますが、プロテインも摂取しすぎはよくないですね。
一日の摂取量は決まってますから、それ以上に飲むなってだけの話なので、今、一日の決まった摂取量以上に飲んでいる人は、意味ないどころか、腸内環境の悪化やカルシム不足に陥るので、気を付けましょう。
まとめ
年をとってくると体の節々がというより、全体的に体がだるいっていうか、疲れが取れにくくなりましたね。
いつも以上に体に気をつかっていかなければいけないのですが、これもある意味仕方がないのですが、年を追うごとに、規則正しい生活を送るってのが難しくなるという現実。
色々ありますよねぇ。仕事をしている分、ストレスもたまりますし、いつ終わるかというのもほとんどの人は読めないでしょうし、飲みの誘いもあるしねぇ。
かろうじて気を付けることができるのは、食に気を付けることぐらいですかね。
最後に書いた肝臓に良くない食べ物を参考に適量を心がければ、体力的にも精神的にもちょっとは体が軽くなるのではないでしょうか。
本日はここまで。それではまた~。