私は男性の魅力は何かと聞かれたら「使える筋肉」と答え得る程度には筋肉フェチです。
今これを読んだ人がサーッと引いていく様が見えますが、気にしません。
ファッション筋肉は筋肉とは認めていません。
がっつり筋肉ついていてしかもちゃんと使える筋肉がついてるマッチョが好きです。
そんなマッチョな体を作るのに不可欠といえるのがプロテイン。
最近は色々な味があって美味しいみたいですね。知人はパイン味をキレートレモンで割って飲むのが一番美味しいと言ってました。
さて、そんなプロテイン。筋肉を作るのにいいのですが、どうも肝臓にはちょっぴり優しくないとの話。
一体何が駄目なのでしょうか?詳しく見ていきたいと思います。
そもそもプロテインって?
まず、プロテインとは元々何なのでしょうか?
プロテインは日本語に訳すと「タンパク質」です。
でも日本で言ういわゆるプロテインは、タンパク質を主成分とするプロテインサプリメントの事でしょう。
多分みなさんも思い浮かべるのはそれだと思います。
何のタンパク質から作られているかによってプロテインにもいくつか種類があり、その種類によっていつ飲むと効果的か、何に効果的なのかが変わってきます。けれど、基本的には全てタンパク質を補うためのものであるという認識で基本いいと思います。
では、どうしてプロテインを飲むと筋肉ムキムキになる、というイメージなのでしょうか。
激しいトレーニングをすると筋肉が傷つきます。
その傷ついた筋肉を修復するのにタンパク質が必要になります。
この修復の時に筋肉が肥大して筋肉がついていく、というものです。
でも、どんなトレーニングでもいいわけではなく、その内容や栄養状態など色々な条件が重なって筋肉が増えます。つまり、運動後にプロテインを飲めば、筋肉がムキムキになるというのは、ちょっと違うというわけです。
もちろんトレーナーの人などにきちんと管理してもらっている状態で飲めば、体内に吸収されたタンパク質が筋肉を修復して尚且つ筋肉がつくと思います。
じゃぁ、プロテインは何故肝臓に負担をかける?
ここまでの話だと、プロテインはあくまでタンパク質が主成分のサプリメントです。
人によっては食品だと言いますが、どちらにしろ、内容を吟味されて作られているものです。
体に有害な物質が入っているとはとても思えません。なのに肝臓に負担がかかるということであれば、それはどうしてなのでしょうか。
実は、普通に適量飲む分にはなんの問題もないんです。プロテインに対してマイナスイメージ持ってる方、安心してください。別にプロテインそのものに大きな問題はないんです。問題になるのは、量なのです。
今言ったように適量飲む分には問題はないのですが、「体にいいなら!」とか「筋肉たくさんつけたい!」とか、理由は様々でしょうが、一度に大量に摂取したり、1日に何杯も飲んでしまうと肝臓に負担がかかってしまうんです。
肝臓はたくさんの機能を持った臓器です。
その1つに「タンパク質を体内で使える形に変換する」という機能があります。
つまり、タンパク質を大量に摂取すると、そのタンパク質を変換するために肝臓がフル回転することになってしまい、結果肝臓に負担がかかってしまうのです。
更に肝臓は、腸内でタンパク質が分解される際に有害なアンモニアが発生するのですが、そのアンモニアを無害な物質に変換する機能もあるんです。
つまりダブルでフル回転。それ以外にもたくさんの機能を持っている肝臓です。あれもこれもで更にタンパク質どーんと来たらオーバーワークです。普段から仕事が忙しい人に「これもお願いね」と書類どっさり渡すようなものです。
どれくらいの量を摂ればいいの?
じゃぁ、どれくらいの量ならいいのでしょうか。
多分パッケージの裏とかに1日これくらいっていうのも書いてあると思いますので、手元にある方はそれを参考にしてください。
1日に必要なタンパク質は体重1kgにつき約1gとされています。
筋トレやハードなスポーツをしている方は体重1㎏につき1.5gから2gとされています。
つまり、50kgの人は、普通の人は50g、運動してる人は75gから100gということですね。
ちなみに、普通に3食の食事で1日40gから多くて80g摂っているとされていますので、きちんと食事してる人はあえてプロテイン飲まなくてもいいくらいなんですね。
自分の普段の食事を考えてみて、タンパク質が足りていないなと感じたらその分足して飲むくらいで丁度いいのです。
まとめ
なんでもやりすぎは駄目なんですよね、要は。プロテインだって、ちゃんと自分に合った量を飲んでいれば体にはいいことなんです。けれど、その量を間違えてしまうことによって肝臓に負担をかけてしまうのです。
今プロテインはたくさん種類も出ていますし、最初に書きましたが物によって効能も違います。
含まれているタンパク質以外の成分も違います。
色々比べてみて自分に必要なものを必要な量飲めば健康に悪いことなんてないんです。
プロテインを飲んでいる方、またこれから飲もうと思っている方、肝臓に負担を書けない飲み方をしてくださいね。