普段からなんとなく疲れやすい、なんか体がだるいかも…食欲があんまりないと感じることって増えてきていませんか?
飲みすぎたり、食べすぎたりと肝臓への負担が原因かもしれません!
そして、肝機能に異常を起こしている人が年々増加しているのです!
私は普段から会社の飲み会が多かったりと体調不良に悩まさせれてきました。
そこで!実際試してみた家庭で簡単にできる肝機能改善に効果的な、お灸での改善方法を紹介していきたいと思います!
まずはじめに、肝臓について知っておきましょう!
肝臓とは?
「沈黙の臓器」と呼ばれているって知ってましたか?
肝臓は限界まで我慢して働き続ける頑張りやさんな臓器なのです!
なので、悪化していてもなかなか自覚症状を感じることができないので、とてもやっかいな臓器と言われています。
肝硬変や肝臓ガンといった重い病気になっていても、末期になるまで気づかないといったケースが多いのです!
気づかないうちに悪化していて、気づいたら手遅れでした…なんてことになったら怖いですよね。
さきほど紹介した肝硬変や肝臓ガンと言った肝機能障害についてもっと詳しく知っておきましょう!
肝機能障害と注意点!
・脂肪肝
肝硬変や肝炎になる前段階の症状です!
食べ過ぎや飲み過ぎたりと続くことで、肝臓内に蓄積される脂肪が増えてしまい、脂肪肝になっていきます。
太り過ぎによる肥満の方や飲み会などをする機会が多い方は要注意です!
・肝炎
ウイルス性とアルコール性の2種類があります。
①ウイルス性肝炎とは…
日常生活をする中でほとんど感染する可能性はありません!
しかし、感染してしまうと肝臓ガンになる可能性が高いため注意が必要です!
病院で1度検査を受けて、問題がなければ特に心配する必要はないでしょう。
②アルコール性肝炎とは…
飲み過ぎが原因でなってしまった脂肪肝がさらに悪化したことを言います!
吐き気や倦怠感(けんたいかん)、黄疸などといった症状がでます!
しかし、はっきりとした自覚症状が現れないこともあります。
初期段階であれば、アルコールの摂取量を減らすことで改善するので、飲みすぎないようにしましょう!
・肝硬変
肝炎がさらに進行して悪化した末期症状のことです!
肝臓が硬くなってしまい小さくなります。
こちらも初期段階ではなかなか症状に気づくことが難しく、普段より体がだるい、疲れる、食欲不振、黄疸などの症状が現れた場合は、すぐに1度病院で診てもらいましょう!
・肝臓ガン
ウイルス性肝炎がさらに進行して悪化したケースと、他の臓器からのガンが転移してなる2つのケースがあります!
初期段階での症状で気づくことはとても難しく、進行して悪化すると体がだるい、疲れる、食欲不振、黄疸などの症状が現れてきます。
こんなにも多くの肝機能障害があるのです!
まずは、肝臓に負担をかけないように注意することを心がけていきましょう!
さて、負担をかけてしまった肝臓を元気にしてあげるには?
食生活や運動、病院の薬も大事ですが、お灸を使った治療も肝機能を高めるためには効果的なのです!
お灸について!
お灸とは、ツボを熱で温めて刺激する方法になります!
最近では、1人でも家庭で簡単にできるのが魅力的!
煙の出ないタイプやアロマの香りで癒し効果もあるタイプなど色々な種類のお灸が発売されています!
お灸といえばどんなイメージを持っていますか?
肩こりや腰痛改善などのイメージを持たれている方が多いと思います!
しかし、お灸は痛み以外にも、自律神経(体制反射)を利用して肝臓や胃腸などの臓器への改善効果が期待でき、自然の治癒力を高めてくれる治療方法として様々な疾患に対応できるのです!
*体制反射とは?
体への刺激が神経を介して変化を起こすことをいいます。
(例え)寒い時に鳥肌が立つようなイメージです!
*自律神経とは?
全身のあらゆる機能の調整をしています。
そのツボに熱の刺激を与えることで体の機能を高めているのですね!
お灸は何から作られてるの?
原材料は[もぐさ]になります。
「もぐさ」とはヨモギの葉の裏にある白い綿毛を精製して作られたものになります。
万能薬!と言われるほどの効果がある薬草で
・食物繊維
・クロロフィル(葉緑素)
・ミネラルが豊富
・浄血
・増血作用
・止血作用
などの効果があります。
お灸の3つの効果!
1、免疫力アップ
ツボに熱刺激を与えることで、筋肉、血管、リンパ節が刺激をうけることで、体の細胞が活性化されて免疫力がアップするのです!
2、鎮痛作用、リラックス効果!
お灸の原材料になっている、もぐさの効果にある消毒・殺菌・鎮静・鎮痛作用などが、お灸をすることによって、成分が皮膚の表面から内部に浸透していき、痛みを和らげてくれるのです!
*もぐさを燃やした時にでる煙にもこの成分が含まれているので、香りを楽しむこともお灸の効果をより高めるためには効果的になります!
ぜひ、香りも楽しんでみてください!
3、様々な疾患の改善!
人間の体には全身エネルギーがめぐっています!
そのエネルギーとは「気・血・水」とされていて、このエネルギーが不足してしまったり、その流れが滞ることで体調不良になるとされています!
エネルギーの通路である、経絡(けいらく)の上にあるのが「ツボ」になります!
エネルギーが不足したり、滞ったときはこのツボに痛みが生じます!
ツボにはそれぞれに作用があり、その要点のツボを刺激することによって、肩こり、腰痛、目の疲れ、ストレス、肝臓などといった体調不良の改善ができるのです!
お灸の選び方と種類!
色々なタイプのお灸が発売されています!
熱さもさまざまな物があるので、お灸がまったくの初心者の場合は、熱さのやわらかいものから試していってみましょう!
熱さやわらかめのオススメ商品を紹介します!
・はじめてのお灸moxa
熱さが最もやわらかいタイプ!
香りのタイプが4種類
「くだもの」
「はな」
「緑茶」
「香木」
もぐさの香りが苦手な人でも使えるように、もぐさの香りにそれぞれの香りがプラスされています!
台座シールは和紙で敏感肌の方にオススメ!
1種類50個入り
4種の香りがセットの各25個入り
・レインボー
次に熱さがやわらかいタイプです!
台座シールは和紙なので敏感肌の方にオススメ!
20個入り
・せんねん灸オフ ソフト灸の竹生島
せんねん灸の商品の中で1番ベーシックなのがこのオフシリーズになります!
オフシリーズのなかでも熱さは最もやわらかいタイプです。
20個入り
・せんねん灸の奇跡
もぐさを炭にすることで、煙もでないですし匂いもしません!
お灸の効果はそのままになり、熱さは少し強くなります。
煙が苦手な方にオススメです!
レギュラー12個入り
・火を使わないお灸2種類!
もぐさとよもぎ成分が含まれた発熱剤入りシートになります!
温熱効果が3時間続き、火を使わないので煙も匂いもありません!
シートになっているので、湿布みたいにつけたまま外出することもできます。
①太陽2枚入り
②世界3枚入り
では、実際ツボにお灸をしていきましょう!
ツボといってもたくさんあります!
肝臓に効くツボはどこにあるの?
簡単に覚えられますので安心してください!
肝臓に効く4つのツボ!
足の内側の真ん中から腹部へと繋がり、消化器や肝臓を通って喉~頭頂部まで肝経という長い経路があります!
肝経は肝臓に関係する経絡と覚えてください!
その経路の上にある肝臓に効く、重要なツボが4つあります!
1、肝兪(かんゆ)
背中にあります!
背骨の上から9番目の胸椎棘突起の少し下から、左右に指2本分ずらしたところにあるツボです。
肝機能を高めるツボです。
2、太衝(たいしょう)
足の甲にあるツボになります!
足の親指と人指し指の間から親指の骨をなぞっていくと人差し指の骨と合わさるところに、くぼみがありあます。
そのくぼみの部分にツボがあります。
肝臓の疲れをとってくれます。
- 蠡溝(れいこう)
すねの骨の真ん中にあるツボになります!、
足の内くるぶしから上に指5本分(約8cm)のところにあります。
1番分かりやすいのは、くるぶしに手の親指をのせ、そのまま手をすねの上に置いた時の、ちょうど小指のあたりです!
肝機能強化の他にも血流を良くし、尿の出を促すなどの効果もあります。
4、期門(きもん)
胸にあるツボになります!
みぞおちの下にある肋骨にそって指をなでおろします、乳首からまっすぐ下におろした線と交わるところにあります。
肝臓の疾患、胃の不調、などに効果があります。
この4つのツボのポイントを押されておけばOKです!
これで毎日、肝機能を元気に保っていきましょう!
まとめ
肝臓など臓器からくる体調不良の症状にはお灸がとても効果的とされています。
肝機能の改善として、日々の食事制限や適度な運動に加えて、簡単にできるお灸を取り入れていきましょう。
改善には毎日の積み重ねがとても重要になってきます。
続けることを心がけ頑張りましょう!