痛風と聞くと「40代過ぎてからなる病気でしょ!」っと思っている方がおおいかと思いますが、近年では20代での痛風発症例が増えてきているって知っていましたか?
そして、私の旦那も20代で痛風と診断されてしまい毎日治療との戦いでした。
「まだ、20代!」落ち込むことはありません!若ければ改善も早いです!
そこで!私が取り組んできた痛風の治療方とまだ痛風になっていない予備軍の方には予防方を!紹介したいと思います!
まず初めに、痛風ってどんな病気なのか?
知っておきましょう!
痛風とは?
突然、足の甲や足首、足の親指のつけ根、手首、膝に激痛がはしり、数時間すると痛みの周辺がぱんぱんに腫れあがってしまい、風があたるだけでも激痛が走ると言うことから痛風と言われています!
そして、間違いやすいのがココ!
健康診断で高尿酸血症と診断された人は痛風の予備軍となり、診断後初めて激痛を伴ってからは痛風となるのです!
この激痛は耐え難いですよね。
今現在の痛風患者数、比率、年齢まとめ!
・発症している人は約60万~70万人!
・痛風予備軍の人は約600万~650万人!
・患者・予備軍と98%を男性が占めています!
・年齢は40歳以上の人に多く見られていたが、近年20代後半の若い人の発症が増えてきています!
・痛風患者の役6割が肥満のなのです!
痛風については分かりましたね!
次に、その要因と原因ってなんだろう?
予防そして、治療をしていくには大事なことになります!
要因と原因
要因としては4つ!
1、食べ過ぎ
2、仕事でのストレスが多い
3、お酒の飲み過ぎ
4、激しい運動をする
といった生活習慣の乱れが大きく影響しています!
原因は尿酸の量!
毎日尿として排出される尿酸の量は一定に保たれています。
しかし、バランスが崩れてしまうと、血液中の尿酸が溶けきれなくなってしまい、これが結晶化することで高尿酸血症になります!
高尿酸血症を長く放っておいてしまうと、結晶化した尿酸が関節に定着していき、痛風の発作をおこしてしまうのです!
だいたい痛風の発作がおきるまでには高尿酸血症と診断されてから約6~8年以上経過してからなるので、痛い思いをする前に!
早めの予防をしていきましょう!
尿酸値の正常値
血液1dl中
・男性が4.0~6.5mg/dl
・女性は3.0~5.0mg/dl
7.0mg/dlを超えると高尿酸血症になり
8.5mg/dlを常に超えている状態だと、いつ痛風の発作が起きてしまってもおかしくありません!
参考にしてみて下さい!
尿酸の数値が上がることで病気へのリスクが高まると思うと恐ろしいですよね。
数値を下げるには、尿酸の元を改善していかなくてはいけないですよね!
尿酸の元となるのがプリン体!
プリン体とは肉、魚、野菜、大豆製品、海藻など普段私たちが食べている様々な食品に含まれています!
食品から取り込まれるプリン体は20%になり、残りの80%は体内で作られるのです!
その例として3つ!
1、食材にプリン体は含まれていて、食事によって体内のプリン体が増えていきます。
2、体内の細胞にもプリン体が含まれていて、これは新陳代謝がおこることでプリン体が出てきます。
3、急に激しい運動をしたりなど、たくさんのエネルギーを使うとことでもプリン体が発生します。
プリン体の大半が体内でつくられているなんてビックリですよね!
と言うことは、食事制限だけでは予防と治療にはなりません!
食事制限以外にどうしたら良いのか?
それには肝臓にヒントがあるのです!
肝臓とは?
肝臓は体内で新陳代謝を行い、血液中に蓄積した老廃物をろ過するフィルターのような役割をしてくれているのです!
なので、肝臓の働きによって体内は不要なものがなく常に綺麗な状態が続くようになっています!
そして、肝臓ではプリン体が分解されることで尿酸がつくられています!
肝臓を疲労させない為にも プリン体の摂取は控えた方が良いでしょう。
肝臓 3つのケア
1、プリン体の摂取を控えましょう!
お酒類を控え、食事ではプリン体の多いものは極力食べないようにする!
お酒は1日どれか1種類!適量のめやすも参考に!
(ビール500ml、焼酎25度120ml、ウイスキー60ml、日本酒180ml、ワイン180ml)
*間違いやすいアルコール!
アルコール自体が肝臓での尿酸の量をふやしてしまうため、プリン体が少ないお酒に変えれば良いと言う考えは極力やめましょう!
2、尿酸の排出を増やして行く!
適量の水分を摂取し、尿として尿酸を排出していくことが大事です!
3、適度な有酸素運動!
激しい運動ではなく毎日ウォーキングをするなど適度な運動をしていくことで、尿酸値を下げることができます!
これは、生活習慣として取り入れていくことを心がけましょう!
痛風に良い食べ物、ダメな食べもの!
・良い食べもの!
ブラックコーヒーが良いとされています!
コーヒーを飲むことで尿酸値が下がり、痛風の発作が低下するのです!
食物繊維の多い食品がGOOD!
しっかりと毎日食べることが大切です!
野菜、海藻、きのこ類に含まれる食物繊維は腸内環境を整えてくれます。
そして、脂肪の排泄を促すこともできるのです。
また、血糖値の上昇を防いで、内臓脂肪の蓄積を予防してくれます!
脂肪の排泄、内蔵脂肪の蓄積予防をすることで尿酸値を下げる効果となっていきます!
植物性のたんぱく質!
大豆や乳製品などは毎日続けて食べることで痛風の予防になります!
(卵、牛乳、チーズ、湯豆腐など…)
・ダメな食べもの!
果物やはちみつ!
果糖は体の中で尿酸の合成を促進してしまう効果があるので、果物を大量に食べたり、スムージーやジュース類、缶コーヒー、チューハイなどの甘いアルコール飲料は果糖の過剰摂取になる危険性があるので注意しましょう!
毎日よく甘い飲み物を飲んでいる方は特に要注意ですね!
イライラしちゃうときはやっぱり甘いものがつい食べたくなっちゃいます。
しかし、、ここは取りすぎないようにしていきましょう!
動物の内臓や魚介類、肉類、白子、乾物!
食品100gにプリン体を200mg以上含んだ食品を「高プリン体食品」といいます。
(レバー、白子、えび、かつお、いわしなど…)
*調理方も大事です!
プリン体は水に溶けやすいので、煮たり茹でたりすることで摂取量を抑えられますのでおススメです!
まとめ
治療と予防で改善していかなくてはいけないのが尿酸値を下げることです!
.毎日の食事に気をつる!
.お酒は極力飲まないように!
.水分を多くとる!
.適度な運動をする!
など基本的な健康状態を作る生活が予防そして治療に効果的なのですね!
食事、アルコール制限では不十分なので、特に体内でプリン体が作られにくくしていくことを意識して、少しでも多くの尿酸が尿として排出できるように頑張っていきましょう!