また肝機能の数値がイマイチでした。困ったものです。
医師曰く、運動と何よりも食事で改善していくしかないとのこと。
結構気をつけた食事にしてるつもりなのですが、まだまだのようです。
肝機能の数値が悪いことで最初に疑われるのは脂肪肝です。
じゃぁ、脂肪肝には何が良いのか。これは散々情報が出ていますよね。
その中で自分に合ったものをチョイスしてみなさん続けていると思います。
その中で取り上げるのがバナナ。ねっとりした甘さが魅力のバナナ。
私も毎朝食べてます。タイで食べた揚げバナナは最高でした。と、私の好物のバナナです。
健康にいいと信じていたのですが、ちょっと問題もある様子。では、何が良くて何がいけないのでしょうか。
脂肪肝とは
脂肪肝はその名の通り、肝臓内に中性脂肪が溜まってフォアグラになっている状態のことです。
ガチョウだったら美味しく食べられちゃう感じです。
これの何が問題かというと、脂肪が溜まることによって肝臓の機能が低下してしまうのです。
肝臓は物凄く重要な臓器です。
体内の毒素を解毒したり、栄養を体に送り出したりたくさんの機能を担っています。けれど、脂肪肝になってしまうと、それらが滞ってしまうのです。
元々肝臓は栄養を蓄える機能もあり、多少の中性脂肪がある分には問題ありません。
大体全体の5%弱といったところです。
脂肪肝はなんと中性脂肪が30%を超えている状態です。
健康時の5倍以上ですから、それだけ異常であることはおわかりいただけると思います。
肝臓は、重要な臓器なので、ちょっと問題が発生したくらいだと、自分で治しちゃうんです。
修復機能があるとかどんだけ強靭なのでしょうか。
しかし、ある一定の状態を超えると修復できなくなります。
こっから一気に肝臓は悪い方向へと進んでいきます。最悪肝臓がんです。
沈黙の臓器と呼ばれる肝臓は自覚症状が少なく、あってもちょっと疲れてるだけと勘違いして放置しがちな感じです。なので気がついたときにはどうしようもなくなってることも多々あります。
脂肪肝だと言われたらな今のうちに改善しないといけないのです。
バナナの効果
バナナにはたくさんの栄養素が含まれています。
中でもビタミンとミネラルは豊富に含まれています。
この中で肝臓にいい働きをしてくれるのがビタミンで、その中でもビタミンB6が大きな役割を担っています。
あんまりB6って聞き馴染みがないですよね。B6はわりと女性に必要とされているビタミンで、ホルモンバランスの調整・PMSの軽減・つわりの症状軽減・筋肉や血液を作る、などの働きがよく知られています。
婦人科にお世話になってる人にはぜひとも取ってもらいたいビタミンです。
で、そのビタミンB6は肝臓とどう関わりがあるのでしょうか。
実はビタミンB6が不足すると、肝臓で必要な糖分を作り出す機能が働かなくなる可能性があるというのです。
それは大変。
また、ビタミンB6を摂取することにより、脂質の代謝を高めてくれるのです。
つまりは脂肪を燃焼する手助けをしてくれるので、その流れで脂肪肝を抑制してくれるということになります。
そのビタミンB6が豊富に含まれているのがバナナなのです。
バナナのダメなところ
これだけ書くと、バナナ最高となるのですが、一つだけ大きな落とし穴があるんです。
それが、甘さの元にもなっている糖質。
バナナには糖質ががっつりたっぷり含まれています。
つまりは、バナナそのものが脂肪の原因にもなってしまうのです。がーん。
またカリウムがそこそこ含まれており、塩分を控えている人や控えなくてはいけない人には不向きの食材です。
塩分も肝臓に負担をかけてしまいます。
バナナだけを大量に食べるのは逆に肝臓に負担になってしまうのです。
なので、食べるとしても1日1本を限度としておくのが良さそうです。
まとめ
ダイエット食品としても良く取り上げられますし、体にいいと信じていたのですが、思わぬ落とし穴にちょっとショックです。
けれど、含まれているビタミンB6が肝臓に良いことはよくわかりました。
また、バナナには水溶性・不溶性両方の食物繊維も含まれているので、食べる量さえ気をつければバナナは肝臓の負担を軽くしてくれる食材と言えるのではないでしょうか。
もちろん糖質を考えれば、それだけで肝臓にオールOKとは言えませんので、一緒に食べるものにも気を配る必要はあると思います。
1日1本のバナナでちょっと肝臓にやさしい生活始めてみませんか。